麻酔について

手術や処置に必要な麻酔には様々な種類がありますが、最適な麻酔を組み合わせて行うことで、手術を安全に安静な鎮痛を得ることができます。それぞれの施術における麻酔に関してはそれぞれのページをご覧下さい。
当院で使う麻酔を説明いたします。

局所麻酔(部分麻酔):料金=手術代金に含まれる
麻酔薬を処置を行う部分に直接注入することで、処置の時の痛みを軽減する方法です。麻酔薬に含まれる止血の効果も期待できます。二重の手術の際のまぶたの麻酔、ヒアルロン酸注入時の鎮痛や脂肪吸引手術で使うにチューメセント法(tumescent法)などです。部分麻酔の時の痛みも少し伴う場合があるので、施術やご希望によっては、他の麻酔を併用することもあります・

表面麻酔(塗る麻酔・貼る麻酔・点眼麻酔):塗る・貼る=¥3000(税抜)、点眼=無料
皮膚に麻酔効果のあるクリームやスプレーを塗布したり、テープを貼ることで鎮痛効果を得るものです。麻酔自体の痛みはありませんが、欠点としては、鎮痛効果が得られるまで数十分の時間を要することや皮下の深い部分には効果が出にくいことがあげられます。まぶたの周りなど薄い皮膚には効果が出やすいといわれています。

吸入麻酔:笑気ガス麻酔=¥3000(税抜)
笑気、セボフルレン、イソフルレンなどの麻酔効果のあるガスを吸う麻酔ですが、当院では最も安全に使用できる笑気ガスを使っています。
笑気は少しお酒に酔ったようなフワッとした気持ちになり、リラックス効果と鎮痛効果が得られます。

硬膜外麻酔:¥40000(税抜)
背中から針を刺し、硬膜外腔に麻酔薬を注入して行う麻酔です。広い範囲で行う手術には必要な麻酔効果が得られ、痛みのない施術を受けることができます。しかし人によっては麻酔の広がりに差が出たり、部分的に効果が出ないこともあります。その際には静脈麻酔を併用し、痛みを抑え、リラックスして手術を受けてもらっています。

静脈麻酔:¥30000(税抜)
点滴(注射)による麻酔で、痛みを抑え、手術への緊張感をなくしてくれ、入眠することも可能です。静脈麻酔薬の種類や量を変えることで、鎮痛効果・鎮静効果を調節することができますので、手術中の全身の状態や麻酔効果を見ながら、数種類の麻酔薬を組み合わせて、安全に使用しています。

手術内容によって、ご自身に最も体に負担の少ない、安全性の高い麻酔を選んで使います。手術や処置の際に、痛みが心配とご心配な方には細かく麻酔についてお話しさせていただきます。

尚、全身麻酔は当院での周術期の管理体制が整っておりませんので、行っておりません。

その他費用
笑気麻酔 / ¥3,000
ペンレス(貼る麻酔) / ¥3,000
リドカインクリーム(塗る麻酔) / ¥3,000
点眼麻酔 / ¥3,000
部分麻酔 / ¥3,000
ブロック麻酔 / ¥4,000
静脈麻酔 / ¥30,000
硬膜外麻酔 / ¥40,000
¥2,000
ソフトカニューレ / ¥5,000