Column
院長コラム
第29回コラム 血液クレンジングの要注意点
ナチュレ美容クリニック[広島]の長谷川淳一です。
体調が悪い、体が重たい、肩こり・腰痛がひどいなどの症状や
アンチエイジング治療として、たくさんの人に受けて
いただいている血液オゾンクレンジング療法ですが、、、
今回は、血液オゾンクレンジング療法を受けていただく際に
知っておいていただきたい点を書きたいと思います。
みるみる血液がきれいに!!
血液オゾンクレンジングを受ける際には、
・血をサラサラにする薬を沢山飲んでいる
・甲状腺機能亢進症
・G6PD欠損症
の方は、十分に注意をして治療を受ける必要
(時に受けることができない)があります。
なぜなら、、
・血をサラサラにする薬を沢山飲んでいる方
=注射したところが広い範囲で内出血することがあります。
・甲状腺機能亢進症
=いわゆる体の代謝を担当している甲状腺ホルモンが
多すぎる状態の方です。しっかりとホルモン値がコントロール
されていれば問題はありませんが、未治療のまま
血液クレンジングを受けると危険な場合があります。
”甲状腺クリ-ゼ”と言って、とても危険なショック状態
(代謝が急に上がりすぎる)になる可能性が稀にあります
(命にかかわることもある)ので、細心の注意が必要です。
ちなみに僕は耳鼻咽喉科専門医でもあり、甲状腺疾患の
診療も専門的にしておりましたので、当院ではしっかりと
安全性を確認の上、血液オゾンクレンジング療法を行っています。
・G6PD欠損症
血液の中のある酵素が遺伝的に欠損していることで、
溶血(赤血球が破壊される)を引き起こすものです。
普段は無症状ですが、ストレスなどの負荷がかかると
発作的に症状が起きることがあります。血液オゾン
クレンジングがきっかけとなって、少し赤血球が
ダメージを受けてしまうことがあるようです。
ですので、当院ではG6PD欠損症の診断のため、、
新しい検査キットを導入致しました。
指先に1回針をチクッと キットに血液を落として
(一瞬です)
反応液をたらします 左が正常、右はG6PD欠損症の結果です
血液クレンジング療法を受けない方が良い方には、治療を
おすすめしない場合もありますので、ご理解くださいませ。
良い治療だからこそ、より安心してアンチエイジング治療を
効果的に受けていただきたいと思っております。
さらに笑顔がふえるよう、日々努力致します。
話は別ですが、超高濃度ビタミンC点滴では、G6PD欠損症の検査は
必須です!!
ナチュレ美容クリニック[広島] 長谷川淳一
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