Column

院長コラム

第22回コラム  ほほとあごの脂肪吸引

当院では、”夏に・魅せる・ボディ”になっていただける

よう、5月からキャンペーンを行っております。

(詳しくは”クリニックからのお知らせ”をご覧ください)

 

ボディライン・フェイスラインを作るための

脂肪吸引手術の大まかな内容については前に

お話ししましたので、

各パーツごとに分けて、お話ししたいと思います。

 

ナチュレ美容クリニック[広島]の長谷川淳一です。

 

今回は、、まずは”ほほとあごの脂肪吸引”について、、

”小顔にしたい”

”このほほのお肉が邪魔、、”

”全体にふっくらしているので、シャープにしたい”

”この二重あごを何とかしたい”

と言われる方、たくさんいらっしゃいます。

 

 

理想の小顔にしていく方法としては、

・エラの筋肉を小さくする(ボツリヌストキシン)、

・アゴを作る(ヒアルロン酸・レディエッセ)

・脂肪分解注射(BNLS・フォスファチジルコリン)

などの注射や

・バッカルファットの摘出(口横のふくらみとり)という

比較的手軽な手術もありますが、

 

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この方のように、前方から見た時に外に膨らんだ感じの

ボリューム感のあるほほの方には、”ほほの脂肪吸引”を

すすめています。

 

ほほの脂肪を取る際には、フェイスラインを

しっかりと出すため、アゴ下の脂肪(いわゆる二重あご)も

一緒に脂肪吸引するとさらにきれいになることが多く、

同時にあごの脂肪吸引もさせてもらうことも多いです。

 

 

 

まず手術の傷について、、

外にできる傷は、両耳下に1か所ずつのみ、、です。

 

手術する時の傷の部分に黒い目印をつけていますが、、

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見た目にわからないですね

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後から見て、少し耳を引っ張ると、ようやく

黒いしるしが見えました。

ですので、、ほとんど傷はわかりませんし、

あったとしても時間と共にわからなくなります。

 

この傷の部分から極細の道具(吸引管など)

を皮膚の下に沿わせて、脂肪を吸い取っていきます。

※両耳の下の3mm位の小さな傷から、ほほとあご全体の

(ほほ骨上は除いて)皮下脂肪はとることができます!

他の部分には、一切傷はできません※

 

 

具体的な手術の流れについて、、

 

まず

1、脂肪を吸うところ(脂肪をとりたい部分)に

目印紫色)を付けます。

 

2、しっかりと消毒した後、痛みを抑える効果のある

笑気麻酔を使いながら、手術する皮下脂肪全体に部分麻酔

を広げていきます。少しちくっとしますが、ご心配な方には、

静脈麻酔も併用してもらうと楽なこともあります。

 

3、耳の下に小さな傷を作ります(前述)

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4、とっていく皮下脂肪全体を柔らかく、

細かく加工していきます。

もう麻酔は効いているので、全く痛くありません。

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傷の部分から、この道具を使います(太さ約1.5㎜)。

先が少し鈍になっている棒で、組織を傷めないように

脂肪を優しく、柔らかくします。

 

 

5、十分に脂肪を軟化させた後、脂肪を吸いとっていきます。

太さが2~3mmの吸引管(ストローのようなもの)を

皮膚の下にすすめて(皮膚の下で、”押して・引いてを

繰り返す”感じです)脂肪を吸います。

 

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先端の穴(3穴)の部分から脂肪を吸引します。

”真っ直ぐ”と”曲がった”吸引管を使って、

全体的にまんべんなく吸い取ります。

 

吸引管を並べると、、水族館の”チンアナゴ”

みたいですね、、つがいですし、、。

吸引管も周りの組織を傷めないように、

先が丸くなっています。

 

6、脂肪吸引はどれだけたくさん脂肪をとるかではなく、

いかにきれいに脂肪を残すかを考えながら手術する

ことが大切です。

それにより、術後の凸凹や過度のほほのくぼみ(げっそり)

といった副作用をなくせます。

 

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先程のかたの施術直後の写真です。

すでにかなり細くなって、フェイスラインが出ています

(左口元に目印が残ってはいますが、、)。

 

7、脂肪をとって、まんべんなく整ったのを

確認した後、両耳の傷を縫って終了です。

 

腫れを抑えるため、麻酔からしっかり覚めて

もらうため、術後1時間くらいはほほを圧迫固定

してもらった後に、ご帰宅いただきます。

 

8、腫れは1~2週間、内出血が出た時には2~3週間

程度でひいてきます。手術の効果は2~4週くらいで

実感できますが、3か月くらいまではどんどん細く

なっていきます。

手術効果の補助のため、術後1週間から

ご自宅で顔のマッサージをしてもらっています。

2、3か月たてば、、、、完成です。

 

と言う流れです。少し腫れは出ますが、1回の施術で

効果は絶大です。リバウンドもほとんどありません。

 

脂肪吸引を長年ずーっと担当させていただいた経験から、、

今、市場に出回っているどんな脂肪分解注射やマッサージ

クリーム、エステサロンでの施術を繰り返しても、

脂肪吸引には効果の点ではまだ勝てないと思っています。

(脂肪分解注射[=薬で分解]やエステの揉みだしと、

脂肪吸引[=実際に脂肪をとりだす]を比べたらやっぱり、。

むしろ、脂肪を取るのと同じ効果のある薬なら、効果が

出すぎて、周りの組織に悪影響も?と思います)。

 

もちろん、”脂肪吸引なんて、、”と思われる方や

もともと皮下脂肪の量が多くない方には、

注入治療(BNLSフェイスダイエットやエラの

ボツリヌストキシン注射)もおすすめです。

 

頬まわりの余ったお肉をできるだけしっかりと

すっきりしたい人やリバウンドはしたくない人など

ほほのご相談、、心からお待ちしております。

しっかりと必要なこと(出る効果の限界・リスク)

はお伝えしますので、カウンセリングの結果、

ご自身でご判断くださいませ。

 

ほほのたるみ治療をおすすめする時も稀にありますが、

必要な方にはあわせてお話しいたします。

 

 

 

ナチュレ美容クリニック   長谷川淳一

 

 

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