Column

院長コラム

第5回コラム  鼻を高く

ナチュレ美容クリニック[広島]の長谷川淳一です。

 

目の印象と同じく、とても大切なお顔の中心”鼻”ですが、

今日は”鼻を高くする”ことについて書きたいと思います。

 

東洋人のお鼻の特徴として

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鼻根が低い(鼻筋が通っていない)、小鼻があぐらを

かいている(横に広い)、鼻先が丸くて太い、、

という3大特徴があります。

 

理想のお鼻としては、、

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といったところでしょうか?

お二人とも美しい(驚)!!

 

お鼻の悩みも多種多様ですが、やはり一番多いのが”鼻が低い

というお悩みです。鼻を高くするには、”鼻根(目と目の間)

部分のボリュームアップをする=鼻筋を通す”のが良いのですが、

その方法が二つあります。

 

1、注入で鼻を高くする

2、手術で鼻を高くする   の2つです。

 

まずは注入から、、、

1、ヒアルロン酸

2、レディエッセ(ハイドロキシアパタイト)

の二種類の注入材料があります。

 

10分くらいの手軽な処置で、簡単に鼻を高くできます。(注入後に

いつもお顔を見てもらっていますが、大体皆さん簡単に高くなっている

のでビックリされます)。通常は、低い鼻希望の人で0.6cc程度

高い鼻希望の人で最大1.5cc位の量を使っています。

しかし欠点もあり、いずれ吸収されてなくなります(ヒアルロン酸は

長く持って半年、レディエッセは持って1年半位)し、

ヒアルロン酸は繰り返し注入していると、時に鼻根部分が

広くなることがあります。

 

鼻根部分が広いとは、目と目の間が横に広いわけで、、

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時々、似た感じの方がいらっしゃいます。

個人的には、この状態は鼻筋が通っているとは言えないのでは??

当院では、今現在はヒアルロン酸よりもハイドロキシアパタイト注入を

薦めています。ただし、新しいヒアルロン酸もたくさん出てきている

ので、良いモノがあれば、またお伝えします。

 

”鼻を高くする注入”も手軽な処置ではありますが、”慎重に、ゆっくりと、

バランス良く”注入しないと、キレイな鼻筋は通りませんし、注入後の

血行障害の報告もありますので、注意は必要です。

また以前、5年以上持続するという”アクアミドゲル”という注入材料も

ありましたが、持続もさほどでなく、注入した部分がブヨブヨと残って

いつまでも消えないという症例を何例も見てきたので、今はおすすめ

していません。

 

 

次に、手術によるものです。

お鼻全体に麻酔をして、鼻の入り口(鼻の穴の縁)に小さく(数ミリ)切開

して、希望の高さにあわせて”シリコンプロテーゼ”を挿入して、鼻の高さを

出します。手術は20から30分くらいで終了します。

”傷が表から見えない、半永久的に鼻が高くなる”というメリットが

ありますが、、反面、”手術なので腫れは出る、一生モノと思って

高さを欲張るとプロテーゼが稀に出てくることがある”などのデメリット

はあります。しかし、落ち着いてしまえばもっとも安定した良い方法です。

なかには、”プロテーゼは異物だから抵抗がある”と言われる方も

おられます(注入も異物ではあるのですが、、?)。

 

まとめると

注入はいずれなくなるけど手軽で簡単、プロテーゼはダウンタイムが必要

だけど、半永久的に高くできる”ということです。

 

お鼻は顔の中心ですので、それぞれの方法のメリット、デメリット、

ご自身の希望をDrとしっかりと話し合って、”鼻を高く”する施術を

受けられることをお薦めします。(北村一輝さんやローラと同じ鼻に、、

と言うご希望はかなり美容外科医泣かせですが(笑)、、。)

 

 

 

ナチュレ美容クリニック[広島]   長谷川淳一