Column
院長コラム
第59回コラム 切らない目の下のふくらみとり手術について
今回は埋没二重手術の次にお問い合わせの多い
”切らない”目の下のふくらみとり手術 について
お話しいたします。
目の下は特に年齢を感じることが多い部分で、
目の下のポッコリとしたふくらみ(眼窩脂肪=いわゆる目袋)
は疲れた感じ・老けた感じの原因となる場合も多く、
くま?たるみ?として気にされる方が多いところです。
(しっかり目袋がふくらんでます!)
目の下の“ポッコリ”(=くま、たるみ)がなくなると、
見た目がすっきりして自然に若くなりますので、
切らない目の下のふくらみとり手術は、まぶたの奥から
“切らずにできる”当院で最も人気のある施術です。
お体の負担もほとんどなく、直後から
抜群の若返り効果が実感できます。
一度ふくらみ(脂肪)をとってしまうと、
また膨らんでくることはほとんどありません。
院長自身も以前に受けているおすすめの施術です。
=こんな人におすすめ=
☑疲れていないのに、“疲れてる?“と聞かれることが多い
☑“老けたね”と最近よく言われる
☑目の下のクマが気になる
☑目の下のふくらみ(たるみ)が気になる
☑目の下がポッコリと出ている
☑傷ができる施術は困る
☑仕事の都合で、ダウンタイムが少ない施術がよい
=院長自身の写真=
前
直後
=手術のメリット・デメリット=
(メリット)
・腫れが少なく、施術後早い時期からメイクできる
・見えるところには傷はできない
・直後から若くみえるようになり、疲れた感じがとれる
・目が大きく見え、涙袋が大きく見えるようになることが多い
(デメリット)
・皮膚のたるみがたくさんある時には、改善が難しいことがある
・目の下のくま、しわ、くぼみは完全にはなくならない
・皮膚の色は変わらない
=施術の流れ=
(カウンセリング)目のお悩みを教えていただき、
診察いたします。目の下のふくらみとり手術を
ご希望の場合には、リスクを含めて細かく
お話しいたします。
(施術)目の下の膨らんでいる部分を
座位にてデザインし、ベッドに横になって、
お鼻からリラックスガス(笑気)麻酔を
吸ってもらいます。少しお酒に酔ったような
浮遊感を感じますが、手術時の痛みを軽減、目を
強く閉じる力を少なくしてくれることで、
術後の腫れを予防してくれます。
点眼麻酔+部分麻酔の後、まぶたの奥側に
小さな穴を作り、脂肪を適量切除します。
術後に問題がなければご帰宅いただきます。
・術後の通院は必要ありません。
=各方法の特徴=
1、ナチュレ・スタイル法
まぶたの奥から目の下のふくらみ(眼窩脂肪)を
できるだけ取り出すスタンダードな方法です。
2、ナチュレ・グランデ法
ナチュレ・スタイル法よりも進化した方法で
まぶたの負担をより小さくした、体に優しく、
腫れや内出血を抑えるオリジナルの方法です。
拡大鏡(医療用ルーペ)を用いて、細かく・繊細に
すすめますので、腫れや痛み・内出血は起こりにくいです。
また目の下の皮下に加熱刺激を加え、高濃度PRP注入
を同時に行うことで、よりすっきりした自然な目の下に
仕上げることができます。
=切らない目の下のふくらみとり手術 と
(切る)目の下のたるみとり手術 の違い=
“切らない目の下のふくらみとり手術”は、
目の下の眼窩脂肪(ポッコリ)だけをまぶたの奥側から
とる方法で、切らないので傷はできません。
また腫れも少ないのですが、“皮膚のたるみへの
改善効果は少ない”ので、皮膚のたるみが強い場合
(目の下の皮膚がたくさん余って、しわが
たくさんある場合)にはおすすめできません。
それに対し、“目の下のたるみとり手術”は
目の下の眼窩脂肪(ポッコリ)と皮膚のたるみを
同時にとり去る方法で、皮膚のたるみと
目の下のポッコリ感が強い方にとても効果的です。
皮膚のたるみも同時に処理できるという
メリットはありますが、“睫毛の直下に皮膚切開(傷)
を加える必要がある”点がデメリットです。
しかし、傷は抜糸の後(1週間後~)はメイクで
隠すことができ、1か月くらいで、白く細い線と
なって目立たなくなります。
目の下のふくらみとり | 目の下のたるみとり | |
施術時間 | 15-25分 | 30-45分 |
麻酔 | 部分麻酔+笑気麻酔 | 部分麻酔+笑気麻酔 |
傷 | ない | 下まぶたの睫毛のすぐ下を切開 |
傷の経過 | ない | 1~2か月で目立たなくなる |
通院 | なし | 1週間後に抜糸通院が必要 |
皮膚のたるみ | あまり変わらない | 改善する |
腫れ・内出血 | 2日―1週間 | 1-2週間 |
痛み | 1-2日 | 3-4日 |
=一緒におすすめの施術=
・高濃度PRP注入=ご自身の血液から抽出した、
皮膚の再生因子を多く含むPRPを傷部分に
注入することで、傷の治癒に促進、炎症を
早く鎮静化させます。
目の下の肌のハリを出す効果もあります。
・目尻・目の下のボトックス注入=目尻や目の下に
できる細かい表情じわを注射でうすくできます
・目の下のくぼみ・ゴルゴラインへの注入
(ヒアルロン酸・脂肪)=目の下の内側(骨の凹み部分)
やゴルゴラインの凹みが気になる時に、凹み部分に
注入することで目立ちにくし、若返り効果を出します。
・目の下のたるみとり手術=目の下のふくらみ
(眼窩脂肪)よりも、皮膚のたるみが強く出ている
ときにはおすすめすることが多いです。
・目の下の再生因子誘導注射(リジュラン・ヒーラー)
=目の下の細かい皺(ちりめん皺など)にサケ由来の
再生因子誘導注射=リジュラン・ヒーラー を
することで、しわを目立ちにくくできます。
=料金=(税別)
・ナチュレ・スタイル法 ¥203000
・ナチュレ・グランデ法 ¥303000
=詳細情報=
施術時間 | 15~30分 |
麻酔 | 笑気麻酔と点眼麻酔(希望により静脈麻酔も) |
腫れ | ~1週間程度 |
内出血 | 少ないが、出ると~1週間程度 |
痛み | 1~2日 |
スポーツ・アルコール | 1週間後~ |
洗顔・シャワー・メイク | 翌日~ |
入浴(湯船に入る) | 1週間後~ |
アイメイク | 3日後~ |
※脂肪の位置を移動したり、他の場所から脂肪を移植すると
いうオプション手術方法がありますが、術後の腫れを含めた
ダウンタイムや仕上がりなどのことを考えると
シンプルに切除する方がきれいになる方が多いと
思っておりますので、当院では最初から
おすすめすることはありません。
ふくらみをとって落ち着いた後に、もし必要があれば
お話をさせていただきます。