Column

院長コラム

第70回コラム  眉下リフト(眉下切開)について

ナチュレ美容クリニック広島の長谷川淳一です。

今回は、上まぶたの気になるたるみに、

余った皮膚を目立ちにくい傷で軽くする

手術=眉毛の直下を切開して、たるみを

とる手術=眉下リフト(眉下切開法

について、お話いたします。

上まぶたが重たいと、見た目が老けた

感じ、疲れた感じに見えます。まぶたの

たるみを眉毛のすぐ下(一部眉毛内)の

中の“最も目立ちにくい部分”を切開して

最大限たるみを取り除くことで、目の

重たい感じを解消、目を大きく・若返ら

せることができる方法が、眉下リフト

(眉下切開法)です。

“昔はきれいな二重だったのに、まぶたが

かぶってきて二重が消えてしまった“とか

”上まぶたのたるみやしわが気になる“と

お悩みの方に、たるみを確実にとりながら、

上まぶたを引き上げて、昔の自然な二重の

ラインを再現することができます。

目尻側のたるみを特に改善する効果が

高いので、いわゆる“三角目”でお悩みの

方には特におすすめです。

またお若い方で、埋没二重手術では

まぶたの重たい感じが改善しない場合

にも効果的です。

=こんな方におすすめ=

☑年々まぶたが重くなっている

☑上まぶたのたるみが強く、目が

開けにくいことがある

☑昔からまぶたが厚ぼったくて悩んでいる

☑昔はきれいな二重だったのに、

たるんで一重になってきた

☑“三角目“といわれた

☑二重の幅は変えたくない

☑腫れが少ない、自然な仕上りを希望

=症例写真=

14図

前=まぶたが重くて二重が完全に消えています。

図15

1か月後=上まぶたのたるみもとれ、昔の

二重が自然に再現されています。

傷もほとんどわかりません。

=眉下リフト(眉下切開法)のメリット・

デメリット=

(メリット)

・施術直後からまぶたが軽くなる

・二重は以前のラインのままで、昔の

自然な目(二重)に戻る

・腫れ・痛み・内出血は少ない

・眉毛と目の間の距離(縦幅)が少し

短くなり、目の印象がはっきりする

(デメリット)

・1週間ほどの腫れ・内出血が出ることがある

・眉毛のすぐ下に細い傷ができる

(時間がたてば目立たなくなる)

・傷が1~2カ月赤いことがある

(メイクでカバーできる)

=眉下リフト(眉下切開法)と目の上の

たるみとり手術の違い=

上まぶたの余った皮膚(たるみ)を切開して

取り除く方法には、2種類あります。

眉毛のすぐ下を切開する“眉下リフト(切開)”

と、二重のライン上を切開して新しい

二重のラインを作りながらたるみをとる

“目の上のたるみとり手術”です。

眉下リフト(眉下切開法) 目の上のたるみとり手術
切開する場所 眉毛の直下 二重のライン
とれる皮膚幅 目尻側もたくさんとれる 眉下切開よりとる量は少
腫れ 1~2週間 2週間~1か月程度
二重幅 変わらない 新しく広い二重ができる
オプション手術 眼輪筋のつり上げ、脂肪とり 眼瞼下垂、脂肪とり

眉下リフト(眉下切開)は、上まぶたの

たるみ(特に三角目に有効)をしっかりと

改善してくれますし、元々の二重のラインを

少ない腫れで自然に再現することができます

が、新しい二重のラインを作ることはできません。

“目の上のたるみとり手術”は新しい二重の

ラインを作ることができるので、はっきり

とした目の印象の変化をつける(パッチリ

する)ことはできますが、眉下リフトに

比べて、腫れや内出血が強めに出ることが

多く、とれる皮膚の量は眉下リフトよりも

控えめ(少ない)です。

図16

“眉下リフト”=眉毛のすぐ下を切開

図17

“目の上のたるみとり手術”

=二重の線上を切開

=施術の流れ=

(カウンセリング)上まぶたの状態を

診察し、眉下リフト手術をご希望される

場合にはリスクを含めたお話をいたします。

(施術)ご希望の皮膚の切除幅や

切開する場所を、座位で細かくデザイン

します。笑気麻酔+部分麻酔を行い、

デザイン通りに余剰皮膚(たるみ)を

とっていきます。術後の腫れを少なく

できるように、基本的には皮下の操作は

必要最小限しか行いませんが、ご希望に

より瞼の厚さを減らせるように、上まぶたの

脂肪とり手術も同時に行うこともあります。

奥の筋肉を処理し、皮膚を細かく・丁寧に

縫合したら手術は終了です。

手術後は、特に問題がなければ

すぐにご帰宅いただけます。

・術後約1週間で抜糸のための通院が

必要です。傷は1週間後の抜糸日以降

はメイクで隠せますし、時間とともに薄く

目立たなくなります。

=料金(麻酔代・税別)=

¥253000

=眼瞼下垂(症)手術との違い=

眼瞼下垂症とは、目を開ける(まぶたを

引き上げる)ための筋肉が伸びてしまい、

目を開けるのが難しくなっている

“筋肉が原因”のもので、様々な症状

(頭痛・肩こり・額のしわなど)を

起こします改善するには、目を開ける

筋肉に操作を加える必要があります。

上まぶたのたるみ=眼瞼下垂ではなく、

たるみの原因が“筋肉ではない”ことも多く

みられますので、余った皮膚が原因の

たるみには、目の上のたるみとり手術や

眉下リフト(切開)手術がおすすめです。

医師とのカウンセリングがとても大切です。

=一緒におすすめの手術=

・高濃度PRP注射=ご自身の血液から

抽出した、皮膚の再生因子を大量に含む

高濃度PRPを傷に注入することで、

傷の治癒を促進し、腫れを鎮静化して

くれます。できるだけ早く腫れや傷を

落ち着かせたい場合におすすめです。

・埋没二重法=眉下リフト(切開)では、

新しい二重のラインはできませんが、

同時に埋没二重法を行うと腫れを少なく

しながら、キレイな二重を作ることができます。

・目の下のふくらみとり・たるみ

とり手術=目の下のアンチエイジング

手術も同時にお受けできる場合もあります。

・目の周りのボトックス・ヒアルロン酸

注入=注入をすることで、しわやくぼみ

が改善し、より目の印象を若々しく、

柔らかくすることができます。

・フェイスリフト(切る・切らない)

=目の上だけでなく、ほほからあごに

かけてのリフトアップによるアンチ

エイジング手術も同時に受けられる方は

たくさんいらっしゃいます。

=詳細情報=

手術時間 30~40分
麻酔 部分麻酔、笑気麻酔(希望により静脈麻酔)
通院 抜糸のため、1週間後に1回
腫れ・内出血 1~2週間
痛み 3~4日
眉毛の直下に。1~2か月傷が赤いことがありますが、抜糸後はメイクで隠せます
シャワー・洗顔・洗髪 翌日~
入浴 抜糸後~
運動 2週間後~
お顔のマッサージ 目の周りは1か月後~

ナチュレ美容クリニック広島   長谷川淳一

二重まぶた(埋没・切開・目頭切開)、眼瞼下垂、

目元(目の下)のアンチエイジング、隆鼻、

豊胸、脂肪吸引、フェイスリフト、スレッドリフト

などの美容外科手術、しわ・たるみ・しみ、

ボトックス、ヒアルロン酸などのアンチエイジング

注射、脂肪分解注射、HIFUなどの美容皮膚科治療、

血液オゾンクレンジング・高濃度ビタミンC点滴な

美容内科治療、そのほかの美容整形の相談も

ナチュレ美容クリニックにご相談ください。