Column

院長コラム

第71回コラム 目の上のたるみとり手術 について

ナチュレ美容クリニック広島の長谷川淳一です。

前回は、上まぶたの気になるたるみを

眉毛のすぐ下でとる手術=眉下リフト

(眉下切開法)について、お話いたし

ましたが、今回はきれいな二重

作りながらまぶたのたるみを軽くする

”目の上のたるみとり手術”について

お話いたします。

“昔はきれいな二重だったのに、“とか

”上まぶたに最近細かい皺やたるみが、

“とお悩みの方に、きれいな二重のラインを

作りながら、上まぶたのたるみをとる手術が

”目の上のたるみとり手術“です。上まぶたが

重たいと、見た目が老けた感じ・疲れた感じ

になる場合も多く、まぶたのたるんだ皮膚

と皮下組織を一部とって丁寧に縫合すると、

”きれいな二重ができ”、目も大きく見えることで

確実な若返りも可能です。二重のラインの

ところを切開しますので、傷は二重の線に

なって目立たなくなりますし、お体への

負担はほとんどない方法です。

図17

=こんな人におすすめ=

☑体は全然疲れていないのに、疲れて

見られることが多い

☑昔は二重だったのに、今は二重が小さく

なって目が小さく見える

☑上まぶたが厚ぼったい

☑埋没二重法で二重をつくろうと思って

試したが、たるみが邪魔してできない

☑ダウンタイムは準備できる

☑上まぶたの皮膚のたるみのせいで、

まぶたのしわが目立つ

=症例写真=

CIMG8556-2

前=二重もなく、睫毛の根元が完全に

隠れています。

CIMG8647-2

1か月後=きれいな、柔らかい二重に

なっています。傷も目立ちません。

=目の上のたるみとり手術のメリット・

デメリット=

(メリット)

・一度で確実な若返りが可能

・埋没二重法よりもまぶたのしわ・たるみ

の改善効果が高い

・目が大きく見えるようになる

・はっきりとした幅広い二重を作ることができる

・二重の巾を広げて、よりはっきりした

印象の目にすることもできる

・瞼のぽってり感を軽減できる

(デメリット)

・1週間後に抜糸通院が必要

・1か月ほどは傷が赤く見える(抜糸後からは

メイクカバーできます)

・腫れや内出血・むくみが2週間~1か月程

出ることがある

=施術の流れ=

(カウンセリング)上まぶたの状態を診察し、

二重のラインについてのご希望を

うかがいます。目の上のたるみとり手術を

ご希望の場合には、リスクを含めた

お話をいたします。

(施術)座位にてご希望の二重の幅や

切除する皮膚の量を細かく決めて、

デザインします。笑気麻酔+部分麻酔を行い、

デザイン通りに皮膚(たるみ)を切開して

とっていきます。皮膚だけでなく、まぶたの

厚みの原因である皮下組織、脂肪、筋肉も

一部とっています。その後、皮膚を細かく・

丁寧に縫合したら手術は終了です。

手術後に問題がなければ、すぐに

ご帰宅いただけます。

・術後約1週間で抜糸のための通院が

必要です。傷は1週間後の抜糸日以降は

メイクで隠せますし、時間とともに

薄く目立たなくなります。

=目の上のたるみとり手術と

眉下リフト(眉下切開法)の違い=

上まぶたの余った皮膚(たるみ)を切開

して改善する方法には、2種類あります。

眉毛のすぐ下を切開する“眉下リフト(切開)”

と、二重のラインのところを切開する

“目の上のたるみとり手術”です。

目の上のたるみとり手術 眉下リフト(眉下切開法)
切開する場所 二重のライン 眉毛の直下
とれる皮膚の量 眉下切開より少ない たくさんとれる(特に目尻側)
腫れ 2週間~1か月程度 1~2週間
二重の幅 きれいな広い二重を作れる 変わらない

“目の上のたるみとり手術”は新しい二重の

ラインを作って、はっきりとした目の印象

の変化をつける(パッチリする)ことが

できますが、眉下リフトに比べて、腫れや

内出血が強めに出ることが多く、たるみの

改善程度は眉下リフトよりも少し控えめです。

“眉下リフト(眉下切開法)”は、特に目尻側

の強い皮膚のたるみ(三角目)をしっかりと

改善してくれますし、“元々の二重”の線を

腫れ少なく、自然に再現することができます

が、“新しく二重のラインを作ることできません”。

どちらの手術も一旦は傷が赤くはなります

が、傷の抜糸後(1週間後)はメイクで

カバーすることができますし、1~2か月で

傷は目立ちにくくなります。

図17

“目の上のたるみとり手術”

図16

“眉下リフト”

=料金(麻酔代別・税別)=

¥253000

=眼瞼下垂(症)手術との違い=

眼瞼下垂症とは、目を開ける(まぶたを

引き上げる)ための筋肉が伸びてしまい、

目を開けるのが難しくなっている

“筋肉が原因”のもので、様々な症状

(頭痛・肩こり・額のしわなど)を

起こします改善するには、目を開ける

筋肉に操作を加える必要があります。

上まぶたのたるみ=眼瞼下垂ではなく、

たるみの原因が“筋肉ではない”ことも

多くみられます。余った皮膚が原因の

たるみには、目の上のたるみとり手術や

眉下リフト(切開)手術がおすすめです。

医師とのカウンセリングがとても大切です。

=一緒におすすめの施術=

・高濃度PRP注射=ご自身の血液から

抽出した、皮膚の再生因子を大量に含む

高濃度PRPを傷に注入することで、

傷の治癒を促し、炎症を鎮静化します。

できるだけ早く腫れや傷を落ち着かせたい

場合におすすめです。

・目の下のふくらみとり・たるみとり手術

=目の下のアンチエイジング手術も同時に

お受けできる場合もあります。

・目の周りのボトックス・ヒアルロン酸注入

=注入することでしわやくぼみが改善し、

より目の印象を若々しくすることができます。

・フェイスリフト(切るor切らない)=

目の上だけでなく、お顔全体(ほほ周り)の

リフトアップによるアンチエイジングも同時に

受けることができる場合もあります。

=詳細情報=

施術時間 30~45分
通院 1週間後に1回通院
二重のラインに、1~2か月間赤いことがある
腫れ 2週間~1か月
痛み 2~3日
内出血 ~2週間程度(抜糸後はメイクでカバー可)
洗顔・洗髪・シャワー 翌日~
入浴 1週間後~
スポーツ 2週間後~
お顔のマッサージ 2週間後~

ナチュレ美容クリニック広島   長谷川淳一

二重まぶた(埋没・切開・目頭切開)、眼瞼下垂、

目元(目の下)のアンチエイジング、隆鼻、

豊胸、脂肪吸引、フェイスリフト、スレッドリフト

などの美容外科手術、しわ・たるみ・しみ、

ボトックス、ヒアルロン酸などのアンチエイジング

注射、脂肪分解注射、HIFUなどの美容皮膚科治療、

血液オゾンクレンジング・高濃度ビタミンC点滴な

美容内科治療、そのほかの美容整形の相談も

ナチュレ美容クリニックにご相談ください。