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第12回コラム お鼻のプロテーゼ(L型?I型?)
先日、50年前にお鼻のプロテーゼを入れられた方が
とってしまいたいとのことでご来院(ご近所の形成外科の
先生からご紹介いただきました=いつもありがとう
ございます!)されて、抜去手術を行いました。
ちょっと大変でしたが、、。
今日はお鼻のプロテーゼについて書きます。
ナチュレ美容クリニック[広島]の長谷川淳一です。
お鼻を高くする方法には、
・ヒアルロン酸などの”注射”で鼻筋を通す方法
・シリコン”プロテーゼ”で鼻筋を通す方法
がありますが、
”注射”と”プロテーゼ”の最大の違いは、
”時間がたつとなくなるか?なくならないか?”です。
吸収される”注射”は、いずれ元の高さに戻りますが、
”プロテーゼ”はとらない(抜かない)と元には戻りません。
ですので、半永久的にお鼻を高くしたい時には、シリコン
プロテーゼですが、二つの形があります。
・一つはL型
・もう一つはI型
です。その名の通りアルファベットの形をしています。
その違いは”足”があるかどうか?です。
上の図のように、プロテーゼを皮下に入れて鼻を高くします。
以前は、鼻全体を高く(足があるので鼻先も)できるのと、
固定性が良いからとの理由で、”L型”が主流でしたが、、
・実は、プロテーゼで鼻先を高くしようとすると、プロテーゼが
外に出てくる危険性が高くなるので、鼻先の高さは欲張れない
・笑った時の鼻先の動きが少ないので不自然に見えることがある
・時間がたつと、鼻の穴が上を向いて豚鼻になったり、鼻の長さが
短く(短鼻)なる
・時間がたつと、鼻先の皮膚が薄くなって、プロテーゼが出てくる
などの可能性が言われており、今現在は”I型”が主流となっています。
L型とI型にはこのような違いがあると知っておいてもらうと、
お鼻のプロテーゼ手術のカウンセリングの時には良いかと思います。
話が逸れますが、ネットで見ると、秀逸なネーミングがたくさん
ありますね。”高級”とか”オーダーメイド”とか”オートクチュール”とか。
基本的に、オーダーメイドでないと希望される鼻の高さも
お顔の輪郭も人それぞれ全然違いますし、半永久的に
体に入っているものなのに、低級なものを使われたら
とんでもないと思うのは、僕だけでしょうか??
当院で使うのは、”ひとりひとりに普通に最上級”の
I型プロテーゼです。
ナチュレ美容クリニック[広島] 長谷川淳一
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