先日の第7回若手耳鼻科開業医懇話会の時に

先生方からご質問いただきました耳のピアス後の跡・

ピアス後変形を修正する手術についてお話いたします。

 

ナチュレ美容クリニック[広島]の長谷川淳一です。

 

ピアスを開けるのはいろいろな方法がありますが、

クリニックでは、ほとんどピアスガンといわれる

ピストルのような道具を使い、最初は軸の太めのピアスを

使って、ピアス穴を安定させるようにするのが一般的です。

 

当院でもメディカルファーストピアスとして、、

耳のピアッシングをたくさんの方に受けて

もらっています。

 

きれいにピアスの穴が開いて、その穴の部分が

皮膚で覆われると、いろいろピアスを変えて

おしゃれを楽しめるのですが、、

 

中には大きすぎる穴が残って、おしゃれじゃなかったり、

仕事の関係で耳たぶにピアス穴が開いているのがだめだったり、

耳たぶの下すぎる場所にピアス穴を開けてしまい、耳が

ちぎれてしまったり、、

ということも結構あります。

原因はさておき、ピアス後の跡・変形を修正すること

は可能です。残ったピアス穴の周囲を少し皮膚切除して、

きれいに細かく縫合していけば修正できます。

 

耳たぶの下がピアスで裂けてしまった方が

手術前

 

15分後には、、

手術の直後＝裂けていた部分がキレイにふさがって

耳たぶもかっこよくなりました！！

部分麻酔で、15分くらいで終了です。

”手術は、痛みもなくとても楽だった（嬉）”と

言われていました。

 

1週間後に抜糸のための通院が必要で、それまで

水で濡らさないように気をつけるだけで大丈夫です。

傷も時間と共にどんどん目立たなくなります。

 

尚、変形が強すぎたり、修正箇所が多い場合には、

この方法では難しい場合もあります。

 

耳ピアス後の跡・変形の修正の相談に来られる方は、

自分でピアスを開けられた方が多い印象です。

ピアス穴を最初に開ける際にも、クリニックで

しっかりと説明を受けつつ、安心して

ピアッシングすることをおすすめします。

 

ピアスの跡・変形でお困りの方、是非ともご相談下さいませ。

すぐに簡単にキレイに修正できるかも？しれません。

 

 

ナチュレ美容クリニック[広島]　長谷川淳一

 

 

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